【精神科に入院した話】入院するメリット / デメリット

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入院するメリット

何をしなくてもいい

これに尽きます。
ベッドに寝っ転がってるだけで飯は出てくるし掃除も毎日してくれます。
なーーーーんにも考えなくて良い。
会社?知らんわそんなもん。

…実際には洗濯だけは自分でなんとかしないと駄目でしたが。
家族に週一で交換しに来てもらうorコインランドリーで洗濯の二択ですかね。

特に環境要因で病気を発症した方にとっては休息すること自体が治療となりますのでね。
私はここを人生を立て直すための場所として使いました。

自分を飾る・人の目を気にする必要が無い

日常生活と違い、仮面を被って無理しておしゃれする必要ありません。
本当に気楽。
だってみんな病人なんだもん。

外見は普通っぽい人がいても、必ず心のどこか奥底が破壊されている人なわけです。
私もきっとそう思われていたに違いありません。
人前だと普通に振る舞えるのでね。

そもそもここは病院で、特に精神科なんて人生が一度以上は終わった人達が集う憩いの場です。
何を気にする必要がありましょうか。
着る服は家にあった適当なやつ、髪型なんて整えないし寝癖も放置。
身なりなんて気にする必要無し。
髭は定期的に剃りましたが。

病院食も自分のベッドサイドで食べれば誰にも見られません。
味噌汁を手で食べても誰にも何にも言われないぞ。
食べ方なんて気にする必要無し。

栄養バランスがとても良い食事が出てくる

二郎系ラーメンで言うと、野菜増し味薄め麺少なめ愛情無しですかね。
写真を載せると一発で特定されるのでちょっと無理なのですが、とにかく毎食野菜が多いです。
言うまでもなく味は薄い。
精進料理の殺生OKバージョンですね。
一回だけ、やせ細った味の薄い可哀想な鶏の唐揚げが出てきたし。

しかし、その中でも楽しみを見出すのがプロです。
好き嫌いが多すぎておかずが無くても、限られた旨みで米を消費したり。
なんというか小学校の給食を思い出しますね。
どうしようもない時用に最終的にふりかけを買ったわ。

たまに美味しいおかずも出てきますよ。
体感でドロップ率15%ぐらいか。
外界に出たらすぐに舌が肥えそうですな。

何も強制されない

もちろん、出された食事は完食しなくてもいいです。
不味い食事や好き嫌いで体が受け付けないおかずはまるごと残してました。
体調不良で食欲自体が消失してたら一口だけ食べて残りは放置、でも問題ないと思います。
(どれぐらい食べたかチェックされており、それは主治医にとって治療等の判断材料になる)

入浴も毎日と言わず、気が向いた日だけでいいです。
ただ、衛生上ずっと入ってないと何か言われる可能性がありますが。
トラウマでシャワーを浴びることが恐怖…という人を聞いたことがあります。
こっちの希望で入る日付、時間を指定する形式だったので気楽ですよ。

他人と会話する義務もありません。
元気な人はテレビを見るついでになんか日常会話してるのが聞こえますが、そんなのはレアケースです。
「いいな、お前らは元気で」と心の底で中指を立ててました。

作業療法も気が向いた人だけ参加している印象。
極論、主治医が来ても「今日は話したくない」とか言えば拒否出来る気がします。
要するに気楽です。

入院するデメリット

世間体が気になる

これは私だけかもしれませんが、心療内科に通って休職するに至っている経緯は家族以外誰も知りません。
で、なんと入院中に親族が逝去しました。
どうしたと思いますか。

まず、私の意向として現在の精神状態で冠婚葬祭系のライフイベントに参加したくないと思っていました。
というか家族も「出なくて良い」という意見に至りました。
ここで無理やり出そうとしてたら多分親を蹴り飛ばしていたぞ。

じゃあ実際の葬儀はどうしたかと言いますと、仮病を使いました。
コロナかインフルで若干迷いましたがインフルエンザになったと嘘を付いてすべて欠席しました。
特に怪しまれることもなく。

というかそもそも休職した事実も親戚は知らないな。
このブログといい秘密が多くてすまんな。

不快な患者がいる(運が悪かった)

こればっかりは本当に確率でどうしようもないんですが、異常行動を繰り返す患者がいて日々ものすごいストレスを感じていました。
特に精神科なので、理由は書かずともお分かりですよね。

でもある日流石に怒りが最高潮に達して、申し出たらいい感じの対応をしてくれて軽減されましたが。
あれは一般常識からしても明らかに迷惑で療養を阻害するため、理不尽な申し立てでは無かったと思いますよ。

本当に幸いなことに、同じ病室に不快な患者は居ませんでした。
いびきがものすごいとか。
強いて不快なものを挙げるとすれば、アナログ時計の秒針音が微かに聞こえたぐらいか。

生活リズムが矯正されて初めはキツい

うちの病院は消灯が9時でした。
でもそれまでわしは夜の2時に電気を消して眠りに就く生活をしていました。
するとどうなるか。

初日は全く眠れず、1時間おきに1回目が覚める始末に。
環境の変化ってこんなにも影響するんですね。
緊張ではなく、単純に生活リズムが矯正された影響です。

起床が早いのは問題ありませんでした。
もともと7時に(寝ようとしても眠れず)起きる生活をしていたのでね。

体調の悪い患者が居ると心配になる

デメリットというか、ストレートに心配になります。
実体験として同じ部屋に喘息のある人がいて、普段からゲホゲホ言ってました。

ある日やけに調子が悪く、夜間でも「ゲボォッ!!!!」みたいな咳をしては私を叩き起こして心配させていました。
元気になってくれ。

書くときりがないのですが、例えば高齢者が居てなんか突然体調が悪くなって医師とかが集まって来たり。
突然かんしゃくを起こして部屋に連れ戻される人とか。
というかどこかからナースコールの音がすると心配になっちゃいます。

100%安心安全快適なお部屋、とは行かないということです。
…。